KUMOKANAインタビュー

KUMOKANA結成までの流れと名前の由来

――KUMOKANA結成のきっかけは何だったんでしょうか?

ダーシュ:
元々、3人とも競技ポーカーの仲間だったんですね。

カナメ:
それでこういった体験型のエンタメにはアンテナを張っていて、たしか一緒に「王府百年」や「ヤノハのフタリ」を遊んだのだったと思います。

ダーシュ:
マーダーミステリーは遊んでみてすごく楽しくて、思考実験として、頭の中でシナリオを作って満足していました(笑)

カナメ
そんな中、私がこれって自分たちでも作れんじゃね?ってTwitterでつぶやいたら、ダーシュさんが声をかけてきてくれて。

ダーシュ:
じゃあ、いっしょに作ろうよ、ってことで、チーム結成となりました。

Yu:
それで、2人がポーカーではなくマーダーミステリーに夢中になってしまって、ディーラーである私のアルバイトが減ってしまったんです(笑)

ダーシュ:
じゃあ、Yuも一緒に作ろうか?って話をして、3人でのチームが出来上がりました。

――3人には役割分担がありますか?

カナメ:
実はこれといった役割分担は無いんです。3人ともシナリオを書きますし、3人ともゲームマスターをやります。

ダーシュ:
だから、誰でも他のメンバーのどんな部分でもサポートが出来るんです。常に一緒に議論しているので、3人の中でマーダーミステリーに対する共通認識が出来上がっていて、話が早いんですね。このメンバーでマーダーミステリーを作るのは、すごく楽なんです。

――ちなみにKUMOKANAってどんな意味ですか?蜘蛛哉とか、何かミステリーに関係のある言葉だったりするんでしょうか?

ダーシュ:
いや、実は全然そういう意味じゃないんですよ。

Yu:
端的に言うと、推しです(笑)

カナメ:
3人とも大好きな某SFアニメがありまして、その中に出てくるアイドルの女の子の名前が美雲(みくも)とカナメなんですね。それでその推しの名前からとって、クモカナと(笑)

ダーシュ:
別に名称は何だって良かったんです。この2人と一緒に作れて、じゃあみんなが好きなものにしようか、っていうそういう軽いノリで決めたチーム名だったんです。

KUMOKANAの作品の作り方

――最近作られた作品は他に何がありますか?

ダーシュ:
最近だとエレベーターアンソロジーですかね。

カナメ
エレベーターが作品中に出ていればOKという制約で作られたマーダーミステリーのシナリオ集です。

Yu:
価格は5本セットで5,000円と、かなりリーズナブルです。

カナメ:
GMレスは初めて作ったけど大変だった。すべて大変だった(笑)

Yu:
GMって本当に有能コンテンツですよね(笑) テストプレイの時はGMがなんとかするものだけど、GMレス作品はテストプレイのときからフォローできないんです。

――3人とも作られているんですね。

Yu
そうです。それぞれの個性が出ていて面白いですよ。

ダーシュ:
そうそう。作家性が良く出てる。マーダーミステリーとは何なのかが個人個人違う。

カナメ:
どんなものが好きかが違うんですよね。5つの各作品の作家名は伏せられているので、半年後に答え合わせの発表をする予定です。ぜひ誰がどの作品を作ったのか、当ててみて欲しいですね。

――チームで作ることの利点など再確認された点はありますか?

Yu:
エレベーターアンソロジーは全員一人で作りましたが、ネタばれを気にせずになんでも相談ができるのはチームならではだと思います。

ダーシュ:
一人で作っている人に話を聞くと、作っているうちに面白いかどうかわからなくなるということがあるらしいんだけど、3人だと、一瞬でフィードバックが返ってくるんです。

カナメ
これは一例ですが、ダーシュさんがトリックを考えて、私がそれを検証して、Yuさんが一般の人でも理解できるかどうかチェックするみたいな流れ作業もしたりします。

ダーシュ:
こういうマーダーミステリーを作りたいんだという方針がしっかり共有されているので、チームとして成立しているんです。でないと音楽性の違いでバンドが崩壊するみたいなことになったりすると思う。

カナメ
それがぶれないでいることが重要なんですよね。

ダーシュ:
もしそうでないことをオレがしようとしたら、2人は止めてくれると思う。そういうところで、とても感謝してますね。