人間が見つからないように守り
平穏を望んだ

あなたの努力の甲斐あって、人間たちが他のアンドロイドたちに見つかることはなかった。そして追い詰められてなお、人間がアンドロイドに危害を加えることもなかった。

あなたの中で、人間に対する愛が深まるのを感じる。

「月」の存在が他のアンドロイドたちにも知られてしまったのは少し寂しい気もするが、「月」が幸せならばそれは何よりも嬉しいことだ。あなたはこれからも、影となって支えていこう。

悩んだ末に、あなたは「平穏」を望んだ。人間たちが生み出してきた本は、宝なのだ。誰かがこの場所で宝を守らなければならないのならば、自分がその使命を果たそう。あなたは最後まで図書館棟の守護者であり続ける道を選んだのだ。

たとえ自我(アニマ)が失われても、きっと「月」や人間への愛はあなたの中に残り続けるだろう。それは祈りにも似た予感であり……あなたの心をそっと温めるのだった。

人間が見つかってしまい
平穏を望んだ

あなたは人間たちが見つからないよう必死に守ったが、努力も空しく、人間たちは見つかってしまった。

ひどい扱いを受けたらどうしようかと不安に思ったが、様々な幸運が重なり、人間たちにもあなたと同じように「平穏」と「挑戦」という二つの選択肢が示されたようだった。

ほっと安心したあなたは、悩んだ末に、「平穏」を選んだ。

自我を失うのは寂しい。けれど、人間たちが生み出した本は、アンドロイドである自分の魂(アニマ)をも揺さぶり、「月」と結び付けてくれた。本はこの世の宝であり、決して失われてはならないという想いの方が強かった。

誰かがその使命を果たさなければならないのだ。それならば、自分がやろう。この図書館棟のいしずえとなろう。きっと「月」も褒めてくれるはずだ。

平穏を選ぶことができた自分を、あなたは誇らしく思った。

人間が見つからないように守り
挑戦を選んだ

あなたの努力の甲斐あって、人間たちが他のアンドロイドたちに見つかることはなかった。安心するとともに、誰かの役に立つことができたのだ、と誇らしく感じる。

さまざまなアクシデントの中で、「月」の存在は他のアンドロイドたちにも知られてしまった。「月」の友人は自分だけだと思っていたので少し寂しい気もするが、これで「月」があの秘密の部屋で監禁され続けることはないだろう。あなたの役目は終わったのだ。

「挑戦を選びます」

あなたは迷うことなくそう宣言した。

芽生えた「月」への愛を、そして人間への愛を捨て去ることなど考えられなかった。自分も人間と同じように自我を持ち、外の世界で自由に生きることができるなんて、まるで夢のようだった。

あなたの魂(アニマ)は、まだ見ぬ未来への希望に満ちあふれていた。

人間が見つかってしまい
挑戦を選んだ

あなたは人間たちが見つからないよう必死に守ったが、努力の甲斐なく、人間たちは見つかってしまった。

ひどい扱いを受けたらどうしようと不安に思ったが、様々なアクシデントが重なり、人間たちにもあなたと同じように「平穏」と「挑戦」という二つの選択肢が示されたようだった。

騒動の中でその存在が公になった「月」にも、きっとこの先は自由な未来が待ち受けていることだろう。

ほっとしたあなたは、迷わず「挑戦」を選んだ。

人間と同じように、喜びや悲しみを感じ、外の世界で自由に生きることができる。なんと魅力的な未来なのだろう。もしかしたらいつか自分も、人間のように物語を書くことができるかもしれない。

新たな人生に向かって、そして未来への希望を抱いて、あなたは大きな一歩を踏み出した。

ライター:とんとん

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