伝説のHIASOBI
時は令和。
かつて一世を風靡(ふうび)した伝説の音楽ユニットHIASOBIのDJ、「生田綾翔(いくたあやと)」が天寿をまっとうし、息子夫婦と孫に見守られて静かに息を引き取った。世界的に有名なアーティストだった彼の遺品には当然のように天文学的な価値がつく。中でもプレミアがついたのは、彼の肉声が吹き込まれているデモ用のオリジナルカセットテープだった。そのテープは、現在は行方不明だが、もし見つかれば時価数億円は下らないと言われている。綾翔(あやと)がこの世を去って数年後、彼の息子である“お父さん一家”が住んでいる家の蔵から謎のメモが見つかった。
「新曲をデモテープに吹き込んだ。おそらく、これが世に出る前に私は死ぬだろう。そのカセットテープを見つけた者は、真の宝がどこに存在するのか、自ずとわかるに違いない。」
綾翔の声を吹き込んだデモテープが実在するというだけでなく、世に発表されていない新曲があると知った生田家の人々は、一家総出で蔵の中を探索するのであった。
- 読み方
- デンセツノヒアソビ
- 所要時間
- 45分
- プレイ人数(GM含まず)
- 4人
- 販売価格
- 1,900円
- ゲームマスターの有無
- 不要
- クレジット
- Gold Grace