アリバイ×コウサク
時は昭和。
携帯電話は無く、各家庭の電話機は短い電話線で壁に固定されていた。「家で電話をしていました」と言えば、鉄壁のアリバイ証明になった。また、PCも普及しておらず、個人による合成写真の作成も困難だったため、公共の場(例えば公園)の時計が映り込んだ日付入りの写真を見せれば「その日、その時間は確かにここにいた」と胸を張って主張できた。細かいことは気にしない、おおらかな時代だったのである。
さてここに、ある人物をどうしても殺したい男がいた。
彼は信頼する3名の男女にアリバイ工作のアイデアを求めた。ほどなく、6つのアイデアの中からどの意見を採用するか話し合いが始まった。まずは6つのアイデアを3つに絞り、最終的にその中から実際用いるものを1つ選ぶのだ。
話し合いの場はジャズ音楽が流れ、タバコの煙が充満する薄暗い喫茶店。殺人だの工作だのと物騒な話をしていると店主や客に怪しまれるため、ここにいられるのは60分が限界だろう。
全員と話し合い、犯行が絶対にばれないような鉄壁のアリバイ工作を仕掛けよう。
- 読み方
- アリバイ×コウサク
- 所要時間
- 60分
- プレイ人数(GM含まず)
- 4人
- 販売価格
- 1,900円
- ゲームマスターの有無
- 不要
- クレジット
- Gold Grace